新しい住まいで、こんな暮らしをしたい。昨日の打ち合わせで、お客様の鞄から出てきた本が「パーマカルチャー菜園入門」
パーマカルチャーは
「太陽の恵みを十分に活用して環境に優しい循環型の社会を築くという思想(本文より)」
三田市の分譲住宅地の一角で計画されている新居は、都市部と違って敷地面積にも余裕があって、十分にパーマカルチャー的な暮らしをつくっていけそうです。
自分たちで自分たちの暮らしをつくっていくのがパーマカルチャー。
自分で作るということは、その全てがどうやって出来ているのか理解しているということ。作ることで理解できたからこそ持続可能なのですよね。
改善したり補修したり手を加えながら自分たちの住まいや暮らしにフィットするものに自分たちで変えていける。そこが業者に丸投げしてつくってもらうのと大きく違うところだと思います。
今回の案件で、私は外空間のプランニングを担当させていただきます。
この敷地に家が建って、その家とつながる庭のどこにどんな樹を植えて、どこに菜園をつくって、どこにアースオーブンをつくって・・・そこからつながる駐車スペース、玄関まわり。室内環境への影響は?庭と家の繋がりでどんな動きが生まれる?どこで留まる?どんな場所が必要になってくる??などなど
外空間全体を見渡して、心地よい豊かな暮らしが自然と育まれていくように・・・思いを巡らせます。
私自身もパーマカルチャー的な暮らしをと試みていますが、ほんと少しずつだし、どこまで何ができるのかずっと模索しています。自分の暮らしの中に組み込んでいくのは時間がかかる。でも、時間をかけてつくっていくから続けていけるのかもしない。次第に暮らしに馴染んで当たり前になっていくから。当たり前にならないと継続は難しいのです。
自分自身の経験も生かしながら、これからパーマカルチャー的な暮らしを始めるご家族にどんな提案ができるのか、ワクワクしています。
我が家の庭の一部はシェアガーデン。毎月一度、パーマカルチャーや自然農や庭づくりに関心のある人たちが集まってエディブルフォレストガーデン造りをしています。土作りから初めていて、そろそろ空間をデザインして樹木を植えていく段階に近づいてきました。誰でも参加してもらえます^^
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「楽しかっタネ!」 そう思える時間をGokanshaの庭で
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Garden Life Laboでお待ちしています^^