ポートランド コミュニティーカレッジに
エディブルスクールヤードのプログラムがあります
極めて不慣れな英語で問い合わせをしてみると
見学を受け入れてもらえて
日本語のわかる人もつけてくれるという
このMailでのやりとりが24時間ほどで完了(時差もあるのに)
広く柔軟な対応が、とてもありがたかったのと
話の進み方が、とてつもなく早いことに衝撃を受けました
仕事が早い!!!
コミュニティーカレッジは
地域の人たちが通う二年制の大学(という認識で良い?)
門戸は広く開かれていて日本からの留学生も多いようです
今回は、この留学生が通訳のボランティアをしてくれました
訪問して一番知りたかったことは
・どう運営されているのか
・どうやって成り立っているのか
ということ
エディブルスクールヤードを管理しているのは
コミュニティカレッジに所属するエレンさん
マスターガーデナーです
彼女の専門は行動心理学
その研究から、このガーデンに携わっているそうです
面白いですね
ガーデンの手入れを彼女一人でしているわけではなく
あくまで全体の管理
手入れなどの作業は
それが大学の単位となる学生と
学生と地域住民にボランティアを募っています
畑のあちこちにアートが置かれているのは
学生たちの作品
ガーデンにアートがいい感じです
果樹も色々と育てています
ブルーベリー・リンゴ・クワ・イチジク・チェリー・・・・
収穫した野菜や果実は学生食堂で使われる他に
定期的に開催される「ファームスタンド」で販売します
地域の人が買いに来る
これも収入源ですね
ボランティアに参加した人は作業した時間を記録しています
その1時間が 5ドル と換算されて
「ファームスタンド」で野菜や果実を買うことができる
これがボランティアの報酬 という仕組み
継続してボランティアに関わってもらうには
こんな工夫も不可欠です
このエディブルスクールヤードは
大学内の多くの学問分野で生きている教材として活用されています
土壌システムや栽培技術だけでなく
健康、環境、リーダーシップ開発、持続可能システム・・・
地域の企業や地域の人が学ぶためのガーデンとしても利用されています
何もないところからスタートさせるなら
最初に何をすればいいと思う?という質問に
「プランすること。どんなガーデンにするのか全体をデザインすることよ。ここも最初はプロフェッショナルにデザインを頼んだわ。もちろん費用を支払って。」
日本では学校に部外者が入っていくことは、とても難しい
そう感じているから余計に
何か小さなことでも出来ることを出来るとこから・・と思ってしまうのだけれど
こういう場でも俯瞰して全体をデザインすることが大切なのだという事に気づかされる
それを実現する方法も探っていきたい
地域の人が関わる仕組みも模索したい
焦らず、じっくり
でも、チャンスがあれば速やかに
西宮の小学校には地域の人もたくさん関わる「食べられる庭」がある
そう言われる日を夢想しています^^
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「楽しかっタネ!」 そう思える時間をGokanshaの庭で
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エディブルフォレストガーデンのお話会も開催しています