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園路のようなアプローチ

  • 執筆者の写真: tomita
    tomita
  • 2021年5月11日
  • 読了時間: 1分

道路から玄関へと続くアプローチ。スペースは細長く高低差も少しある。

柔らかく自然な雰囲気に仕上げたい。


アプローチの幅は、1.2メートル程度確保するのが一般的ですが、それではスペースのほとんどが通路になってしまう。


目指しているのは、緑の中を歩く自然な雰囲気。


それならば、アプローチの幅を少し狭くして土の部分をたくさん残すことにしましょう。


樹木の枝の下をくぐるように、視線の先には緑が豊かに見えるように、アプローチの形状は曲線を描きます。


直線より曲線の方が自然な雰囲気になります。なぜなら自然界に直線は存在しないから。

自然は揺らいでいるものなのです。




4月に植栽工事をして、すぐの様子です。

成長期の春と、梅雨のたっぷりの雨で、植物たちはグングン成長するはずです。


森に入っていくような、そんな景色になるのは再来年くらいになる予定。植物が根付き安定して成長するには、それくらいの時間が必要です。そこから先は、成長のコントロールを考えて適切に剪定作業をすることが必要になってきます。


緑と関わる癒しの時間も持つことができるアプローチです。



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