昨年度、同事業者と共同で取り組んだ6区画の分譲住宅がグッドデザイン賞を受賞したのをきっかけに、その計画に携わったチームでいくつかの分譲住宅を担当することになりました。
その中のひとつが、2021年のグッドデザイン賞を受賞しました。
昨年に引き続き、携わらせていただいて感謝です。
GOOD DESIGN AWARD2021 グッドデザイン賞
<審査委員の評価コメント>
通常なら手を付けないような荒廃した斜面地を丁寧に整備し、周到な植栽計画や住宅の適切な配置とデザインによって、実に美しい風景へと転換させた計画である。6棟の住宅が地形に寄り添いながら並ぶ風景は、敷地の魅力を増幅させているし、また一つ一つが微妙に異なりながらも一体感を持ったデザインになっているのも素晴らしい。平面計画も、地面と地続きにリビングがあったり、逆に上階に開放的なリビングがあったりと、多様な世代や属性を受け止めることのできる計画となっていることも、見事である。
施工の最後の仕上げ的な植栽工事は、生憎の雨の中での作業で寒い季節でなくてよかった・・・
そしてここは、まるでジャンプ台のようですが
裏山に降りていく階段です。
今回の分譲6物件の共有通路。裏山に植えた雑木や実のなる木を楽しめるように。
室内から梅や桜を愛でることが出来て春を存分に感じられる。柿や栗を収穫できるのは少し先ですが苗から成長していく過程も面白いはず。
エクステリアでは、土間仕上げにコンクリートを使わないことで雨をそのまま地面に浸透させています。
大地を豊かに育てるためにできることのひとつ。
苗木が大きく成長し、雑木の山が緑でもりもりになる景色が楽しみです。
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