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グッドデザイン賞 2020

更新日:2021年10月25日

お手伝いした分譲住宅地がグッドデザイン賞を受賞しました。


それぞれの住戸敷地に持っている、細長い斜面を一戸ずつ区切るのではなく、ひとつにまとめて広い空間をみんなで使う「シェアガーデン」を提案しました。


そこには、斜面を散歩したり走り回れる園路や、くつろぐデッキや、野菜を育てる菜園や、食べられる実をつける木を植えた果樹園があります。


ひとつの敷地では決して得られない空間とそこで過ごす時間。

シェアすることで生まれる豊かさ。


分譲地では販売後の住民間トラブルの可能性が不安視され、現状では実現されることが少ない計画なのです。だからこそ、意味を感じトライされた事業主様。


それが認められて、とても嬉しいです。


GOOD DESIGN AWARD2020 グッドデザイン賞



<審査委員の評価コメント>


分譲地の法面をコンクリートで固めてしまったりするのではなく、住民共有の菜園やテラスとして利用できるように開発した点が高く評価された。高低差があるので、住宅のプライバシーも守られやすい。一番下の菜園に向かって斜めに降りていく長い道は、歩きながら住民同士の交流が広がりそうな場となっている。住宅のプランも南北を貫く吹き抜けを設けることで、道路側からの視線の抜けを意識した効果的なものとなっている。





#メディア #仕事のこと #デザインのこと 




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